①入り口周辺
入り口周辺
参道
右に竹林、左には桜並木。生垣の向こうには、広沢池が見えます。
さらに対岸の後方には小倉山、曼荼羅山(まんだらやま)、愛宕山(あたごやま)が望見できます。
中門
両袖を土塀(どべい)で築かれた大きな門。版築という、板で枠をつくり、土を入れて、一層ずつ杵(きね)でつき固める技法で作られました。
大楠
この木は、昭和30年代後半に京都御苑の近くの相国寺から譲り受けました。
当初、春秋庵南西に植えられていたのが、庭園の全体構想に基づいて、平成16年に立曳き(根巻きしたそこにそり状の木枠を組み、十数本の丸太の上を転がしながら、木を立てた状態で移動させる)という方法を用い、延べ2000人が心を一つにして現在地に移動させました。
楠風荘
休憩所。岐阜県白川郷の古民家(築150年~200年)の木材を活用して平成16年に建てられたものです。柱や梁(はり)の部材には、当時、河に流して搬送したため、鳶口(坊の先に鳶のくちばしに似た形の鉄製の鉤をつけた運搬用具)の跡がついています。
屋根は茅葺きです。
②鏡池 藤棚
鏡池 藤棚
藤棚デッキ
5月には藤(牛島の藤の苗木を育てたもの)が楽しめます。
デッキは、雅楽などの舞台としても利用でき、山の稜線、広庭の曲線を楽しむビューポイントで、記念撮影にもおすすめです。
鏡池(かがみいけ)
張り出し舞台からは、広庭、枝垂れ桜、春秋庵などの庭園内の景観を一望することができます。
不二川(ふじがわ)
尾形光琳筆「紅白梅図屏風」の曲線美を取り入れた緩やかな弧を描いています。
ゆるやかに流れ、水深も浅いため、川面に写る景色も楽しめます。
延べ段
自然石や切石が敷き詰められた散策路です。曲線を描く歩道の両サイドには、苔(こけ)が敷き詰められています。
秋には絶好の紅葉の鑑賞ポイントになります。
③池畔亭、広沢池
池畔亭、広沢池
池畔亭(中の茶屋)
茅葺きの池畔亭は、広沢池の水際に面し、嵐山や嵯峨野一帯を眺望できる茶室です。
広沢池
平安郷から竹林越しに、残照に映える広沢池の水面を眺めることができます。
四季折々の変化に富む美しさ、落日を惜しむかのように刻一刻とその表情を変える様は、息をのむ光景です。
平安郷から陽の落ちる方向には、嵐山がかすんで見え、そのやや右手前方には小倉山がなだらかな曲線を描いています。
ここは古くから月の名所として知られ、周囲16町の広大な池のほとりには、平安時代、月見堂や観月所が建てられ、平安郷の対岸にある観音島は、観月の勝地として大宮人が盛んに訪れました。
④広庭周辺
広庭周辺
広庭
なだらかな曲面に芝生が植えられ、夏は鮮やかな緑、秋から冬は黄金色になります。
また春から初夏にかけてシロツメグサが群生します。
しだれ桜
3本のしだれ桜が咲き誇る姿は圧巻。開花時期は3月下旬~4月上旬。
3本の桜の北西に、平安郷庭園第1期工事竣工時、教主様、三代様によって2本のしだれ桜が記念植樹されました。
水口
水口から出た清らかな水は、西方の玉川と南方の不二川の2本に別れ、菖蒲池(しょうぶいけ)と堀(大楠の北西)まで流れます。
その水をポンプで、埋設したパイプを通して水口まで引き上げ、再流出させているのです。
⑤春遊亭 菖蒲池
春遊亭 菖蒲池

春遊亭(上の茶屋)
平成17年完成。装飾を挑した数寄屋造りの建物です。
8畳の和室と約10畳の立礼席があり、立礼席からは、広沢池や嵐山などの景色を楽しむことができます。
菖蒲池(しょうぶいけ)
菖蒲やカキツバタが植えられています。5月中旬から下旬には、尾形光琳の「燕子花図」(かきつばたず・5千円札の裏の図柄)を思わせるような光景が現れます。






























